*英国体験記その1*

 イギリスは私にとって何度行っても最高にハッピーな気分になれるセカンド・ホームカントリーです。ここでは今まで渡英した日々の中で特に印象に残った「独断と偏見に満ち満ちてるかもしれない?」英国のプロフィールの一部をご紹介します。

★ストリートマーケット★

 週末はお店がほとんどしまってしまうので楽しみは早朝からオープンしている露天市。ロンドンには人気のストリートマーケットがいくつもあり、それぞれ主要アイテムと支持層が異なりますが、私が一番好きなのは土曜日のポートベロー・ロード・マーケットです。映画「ノッティングヒルの恋人」が公開されてからは特に有名になりましたね。でもそれ以前からもその商品のクオリティーの高さで、ビジネスをする人々も多く買い付けに多くやってくるという地元で評判のマーケットでした。

 人ごみを掻き分けて自分のインスピレーションをたよりに山のような品物の中からただ一つフィーリングにあったモノと出会ったときの興奮はたまりません。

 また大抵の商品には値札がついていないので値段交渉の会話力とお店の人との相性次第でお値段が決定するといういい加減さも魅力のひとつ。お店の人たちは自分の商品に皆プライドを持っていて「これは英国で一番美しい~だよ。」とか「世界でただ一つの~の~なんだから買わなきゃ損!」とか真顔でPRしているのもとってもチャーミング。

 18c~19cのアンテイークの家具、食器、アクセサリーからガラクタまで実に様々な人たちが思い思いに店開きをしています。売りたいモノに自分で価値をつけ、その価値を認める人がそれだけの代価を払って買っていく・・売る方も買う方も多大なエナジーを使うけれどとても個性的で本来的な取引が体験できることが楽しいです。私と友人があまりにもたくさんついつい買いこんでしまい、両手に持ちきれないほど「掘り出し物」を抱えていたのでお店の人たちから「あなた方は絶対日本でショップをもっているわね」とデイーラー扱いされてしまいました。(ちょっと反省・・)